ある会社では、電子回路基板を検査するために、200万円以上の予算を掛けてインサーキットテスターを製作していました。インサーキットテスターはピンの配置を変更できないため、基板を開発する度にインサーキットテスターを開発・製作しなければいけません。
そこで、FPGAとA/D, D/Aなどを実装した、一枚あたり約10万円の基板を開発・製作し、この基板とパソコンで基板検査装置(ファンクションテスター)を実現しました。この基板検査装置は、FPGAのソフトウェアと被検査基板を接続するハーネスを変更すれば、幾多のプリント基板を検査することができます。
そのため、インサーキットテスターとは異なり、一台の基板検査装置を用意すれば、基板検査のための初期投資は殆ど必要ありません。
この事例はあくまでも一例であるため、詳細につきましては、お気軽にお問い合わせください。